「いつかアリスの看板がみられたら・・・
ただ、ただ、いつまでも元気でいてください。」
そう想ったあの日から20年ですね。
アリスの再活動のニュースが流れた少し後に、
渋谷から表参道まで歩くことがありました。
何年ぶりだったでしょうか。
偶然に、飛行船の事務所のあったビルの前を通りかかり、
思わず立ち止まってしまいました。
アリスの歌のメロディーと一緒に、当時の会話の1コマ1コマや風景や
いろんな人の顔が、つぎからつぎへとあふれ出てきました。
たくさんの出会いが詰まった飛行船
かかえきれないほどの想い出が乗った飛行船
それは、いまだに消えることはありません。
それどころか、今でも飛行船の仲間との交流は途絶えることなく
新しい出会いや嬉しいニュースも、やさしい春風のように運んで
きてくれます。
アリスの広く深い想いと、スタッフのみなさんの大きく熱い想いと
なにより船員さんの優しくて温かい想いが、かわらないでいたから
こうして2001年7月11日、飛行船を離陸することになったんですね。
なんだか、あの日からこうなることが決まっていたような・・・そんな気がします。
ほんとうに嬉しく想います。心から感激しています。そして感謝しています。
ありがとう。飛行船!!
6代目 船長